年金の体制
日本の年金制度は3階建てとなっています。
○1階部分
20歳以上60歳未満の日本に住所のある人で、原則すべての国民は、「国民年金(老齢基礎年金)」に強制加入します。
全国民に共通した「国民年金(基礎年金)」
○2階部分
サラリーマンや公務員等は、厚生年金や共済年金に加入し、1階部分の老齢基礎年金に加え、老齢厚生年金や退職共済年金を受給できる。
国民年金の上乗せとして報酬比例の年金「被用者年金(厚生年金、共済年金)」を支給
○3階部分
「企業年金(厚生年金基金、適格退職年金、確定拠出年金、確定給付企業年金)」
任意選択として個人では、国民年金基金や確定拠出年金。企業では企業年金に加入し老後に給付できる。
※適格退職年金は2012年3月末で廃止
国民年金の被保険者は、職種などにより
第1号被保険者・・・自営業者など
第2号被保険者・・・民間サラリーマン、公務員など
第3号被保険者・・・第2号被保険者の被扶養配偶者
上記3種類に区分されます。