厚生年金基金
厚生年金保険法の改正により土乳された制度。日本の企業年金制度の一つ。厚生年金の上乗せ部分で、事業所や企業の判断で加入。厚生年金保険を適用している事業所が対象となります。
【仕組み】
代行部分とは
国の行う年金制度の、老齢厚生年金の比例報酬部分の年金を代行します。厚生年金保険の保険料一部を基金の掛金として積立をして、管理・運用し給付を行います。
上乗せ給付(プラスアルファ(+α))部分とは
代行部分に上乗せをして給付される部分
【設立形態】
①単独型
1つの企業で1,000人以上の加入員が必要
②連合型
主力企業を中心として2以上の関連企業が集まって設立。1,000人以上の加入員が必要
③総合型
・同種、同業の企業が都道府県ごとに集まって設立
・同地域の団地など業種に関係なく集まって設立
5,000人以上の加入員が必要
【制度変更など】
確定給付企業年金法が2002年に施工され、厚生年金基金は新たに導入される「基金型企業年金」「規約型企業年金」に制度変更できるようになりました。
※厚生年金の代行部分を国に返上可能になりました
厚生年金基金を解散して企業型確定拠出年金へ移行することも、一定条件のもと可能