ねんきんにうす2008年10月16日
2008年10月16日 日本経済新聞
【今日から戸別訪問】5面
標準報酬月額の改ざん問題で社会保険庁は被害者救済へ調査を始めました。
15日舛添要一厚生労働相直属の調査委員会が内部告発を含む情報提供を求めるホットラインを開設し、16日には社会保険庁が改ざん記録の疑いが強い65歳以上の約20,000人の戸別訪問を始める。
調査員の弁護士に直接繋がるホットラインは「標準報酬月額の不正改ざん等に関する調査をすすめるにあたり、国民の皆様方より広く情報をご提供いただくため」としている。(社会保険庁)
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/hotline.html
【誤徴収、200市町村以上で】5面
15日に焼く18,200人の高齢者が年金から誤って医療保険料を天引きされた問題で、厚生労働省は誤徴収がおいた市町村が200以上あるとの見通しを明らかにした。
制度導入から半年間徴収が凍結されていたサラリーマンの扶養家族約200万人も始めて天引きを実施しました。
天引きシステムの整備が遅れていた一部自治体の90万人や、健保組合などからの移行者35万人も今回から天引きの対象となった。
口座振替へ変えた高齢者を除くと約430万人が新たに年金から天引きの対象となりました。
支払方法を年金天引きから口座振替へ変えた人・低所得者層の470万人が今月から半年間の機関で保険料の徴収が停止しました。しかし、今回の誤徴収はこの対象者の一部の天引きを停止できなかったことが原因となっています。