今月の茶道講座
2019年 1月の茶道講座
【利休百首】
●茶の湯には梅寒菊に黄葉み落ち 青竹枯木あかつきの霜
●茶を点てば茶筅に心よくつけて 茶碗の底へ強くあたるな
【秀吉の茶】
【4つのイベント茶会】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2018年 12月の茶道講座
【利休百首】
●釜一つあれば茶の湯はなるものを 数の道具をもつは愚かな
●かず多くある道具をも押しかくし 無きがまねする人も愚な
【千家 利休の出生】
【利休の商売】
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2018年 11月の茶道講座
【利休百首】
●うす板は床かまちより十七目 または十八十九目におけ
●壺などを床に飾らん心あらば 花より上にかざりおくべし
【茶箱について】
【和敬点前】
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2018年 10月の茶道講座
【利休百首】
●稽古とは一より習ひ十を知り 十よりかへるもとのその一
●茶の湯をば心に染めて眼にかけず 耳をひそめてきくこともなし
【利休さんの茶道仲間:山上宗二(やまのうえそうじ)(1544‐1590)】
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2018年 9月の茶道講座
【利休百首】
●水と湯と茶巾茶筅に箸楊枝 柄杓と心あたらしきよし
●茶の湯とはただ湯をわかして茶をたてて のむばかりなる事と知るべし
【利休さんの茶道仲間:津田宗及(つだそうぎゅう)( ‐1591)】
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2018年 8月の茶道講座
【七事式について】
【七事式のはじまり】
【七事式とは】
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2018年 7月の茶道講座
【利休百首】
●床の上に籠花入を置く時は 薄板などはしかぬものなり
●掛物や花を拝見する時は 三尺ほどは座をよけてみよ
【利休さんの茶道仲間:今井宗久】
【立礼の普及】
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2018年 6月の茶道講座
【利休百首】
●茶入又茶筅のかねを良くも知れ あとに残せる道具目当てに
●柄杓にて湯をくむ時の習いには 三つの心得あるものぞかし
【戦場の茶の湯】
【利休との出会い】
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2018年 5月の茶道講座
【利休百首】
●うす板は床の大小また花や 花生によりかはるしなしな
●掛物をかけて置くには壁付を 三四分すかしおくことときく
【秀吉の茶の湯への登場】
【天下統一】
【大徳寺大茶の湯】
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2018年 4月の茶道講座
【利休百首】
●右の手を扱ふ時は我が心 左の方にあるとしるべし
●一点前点てるうちには善悪と 有無の心のわかちをも知る
【茶の湯の可能性】
【教養として】
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2018年 3月の茶道講座
【利休百首】
●はこびだて水指おくは横畳 二つ割りにて真ん中に置け
●薄茶入蒔絵彫もの文字あらば 順逆覚えあつかふと知れ
【名香「蘭奢待」】
【御茶湯御政道】
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2018年 1月の茶道講座
【利休百首】
●墨蹟をかける時にはたくぼくを末座の方へ大方はひけ
●絵の物を掛る時にはたくぼくを印ある方へ引きおくもよし
【天王寺屋会記からみる、堺の茶】
【信長の堺支配】
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2017年 12月の茶道講座
【利休百首】
●肩衝は中次とまた同じこと 底に指をばかけぬとぞ知れ
●口ひろき茶入の茶をば汲むといふ 狭き口をばすくふとぞいふ
【大徳寺と堺】
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2017年 11月の茶道講座
【利休百首】
●何にても道具扱ふたびごとに取る手は軽く置く手重かれ
●何にても置き付けかへる手離れは恋しき人にわかるるとしれ
【茶道を学ぶことで身につくこと】
【天下一の点前】
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2017年 10月の茶道講座
【利休百首】
●点前には弱みをすててただ強く さえど風俗いやしきを去れ
●上手にはすきと器用と功績むと この三つそろふ人ぞ能くしる
【武野紹鷗】
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2017年 9月の茶道講座
【利休百首】
●点前こそ薄茶にあえと聞くものを麁相になせし人はあやまり
●点前には強みばかりを思ふなよ 強気は弱く軽くは重かれ
【堺の発展と茶の湯】
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2017年 6月の茶道講座
【茶経】
●花入に入れざる花は沈丁花 深山樒(みやましきみ)に鶏頭の花 女郎花、ザクロ、河骨(こうほね)、金銭花、せんれい花をも嫌うなりけり
【侘茶の創始者 珠光】
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2017年 5月の茶道講座
【利休百首】
●よそにては茶を汲みて後茶杓にて茶碗のふちを心してうて
●棗には蓋半月にてをかけて茶杓を円く置くとこそしれ
【門前の茶売】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2017年 4月の茶道講座
【利休百首】
●稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一
●その道に入らんと思ふ心こそ 我が見ながらの師匠なりけれ
【茶道のこころ】
【利休七則】
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2017年 3月の茶道講座
【茶窓間話】
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2017年 2月の茶道講座
【利休百首】
●茶巾をば長み布はば一尺に横は五寸のかね尺としれ
●帛紗をば竪は九寸よこ巾は八寸八分曲(かね)尺にせよ
【足利義満と東山御物】
【足利義教の会所】
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2017年 1月の茶道講座
【利休百首】
●いにしへは名物などの香合へ直ちにたきもの入れぬとぞきく
●蓋置に三つ足あらば一つ足まへにつかふと心得ておけ
【慕帰絵(ぼきえ)にみる会所の茶】
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2016年 12月の茶道講座
【利休百首】
●冬の釜囲炉裏縁より六七分高くすゑるぞ習ひなりける
●湯を汲むは柄杓に心つきの輪のそこねぬやうに覚悟してくむ
【婆沙羅大名(ばさらだいみょう)】
【喫茶往来(きっさおうらい)にその様子をみる】
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2016年 11月の茶道講座
【利休百首】
●右の手を扱ふ時は我が心左の方にあるとしるべし
●一点前点てるうちには善悪と有無の心のわかちをも知る
【清少納言】
【枕草子】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2016年 10月の茶道講座
【利休百首】
●目にも見よ耳にもふれよ香を嗅ぎてことを問ひつつよく合点せよ
●茶はさびて心はあつくもてなせよ道具はいつも有合にせよ
【鎌倉時代の武士と茶】
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2016年 9月の茶道講座
【利休百首】
●時ならず客の来らば点前をば心は草にわざを慎め
●花見よりかへりの人に茶の湯せば花鳥の絵をも花も置まじ
【明恵上人】
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2016年 8月の茶道講座
【利休百首】
●炭置くはたとへ習ひにそむくとも湯のよくたぎる炭は炭なり
●羽箒は風炉に右羽よ炉の時は左羽をばつかふとぞしる
【利休の逸話】
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2016年 7月の茶道講座
【利休百首】
●釣瓶こそ手は竪におけ蓋とらば釜に近づく方と知るべし
●茶入より茶掬ふには心得て初中後(しょちゅうご)すくへそれが秘事也
【栄西(1141~1215)】
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2016年 6月の茶道講座
【利休百首】
●柄杓にて白湯と水とを汲むときは汲むと思はじ持つと思はじ
●茶を振るは手先をふると思ふなよ臂(ひ)よりふれよそれが秘事なり
【最澄と永忠】
【日本初出の茶】
【空海】
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2016年 5月の茶道講座
【五月の季語】
【茶経】
【『茶経』の日本への影響】
【日本の喫茶】
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2016年 4月の茶道講座
【利休百首】
●その道に入らんと思ふ心こそ 我が見ながらの師匠なりけれ
●ならひつつ見てこそ習へ習はずに よしあしいふは愚かなりけり
【茶道のこころ】
【お茶について】
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2016年 3月の茶道講座
【侘茶の心】
●見わたせば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ
●花をのみ待つらん人に山ざとの 雪間の草の春を見せばや
【珠光(1423~1502年) 古市播磨澄胤(ふるいちはりまちょういん)へ宛てた「心の文」】
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2016年 2月の茶道講座
【利休百首】
●柄杓にて湯をくむ時の習いには 三つの心得あるものぞかし
●湯を汲みて茶碗に入るる其時の 柄杓のねぢは肱よりぞする
【高橋箒庵】
【高谷宗範】
【数寄者と美術館】
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2016年 1月の茶道講座
【利休百首】
●とにかくに服の加減を覚ゆるは 濃茶たびたび点てて能(よ)く知れ
●筒茶碗深き底よりふき上がり 重ねて内へ手をやらぬもの
【十二代又玅斎直叟(1852~1917)】
【十三代円能斎鉄中(1872~1924)】
【十四代無限斎碩叟(1893~1964)】
【十五代鵬雲斎汎叟宗室玄室(1923~)】
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2015年 12月の茶道講座
【利休百首】
●濃茶には点前をすてて一筋に 服の加減と息を漏らすな
●濃茶には湯加減あつく服は尚ほ 泡なきやうにかたまりもなく
【井上馨(世外)】
【益田孝(鈍翁)】
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2015年 11月の茶道講座
【直心是道場】
【独坐大雄峰】
【松平不昧】
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2015年 10月の茶道講座
【わび茶の心】
●見わたせば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ
●花をのみ待つらん人に山ざとの 雪間の草の春を見せばや
【井伊直弼】
【独座観念】
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2015年 9月の茶道講座
【利休百首】
●乾きたる茶巾使いはば湯はすこしこぼし残してあしらふぞよき
●置き合せ心をつけて見るぞかし袋は縫目畳目に置け
【九代不見斎石翁(1746~1801)】
【十代認得斎柏叟(1770~1826)】
【十一代玄々斎精中(1810~1877)】
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2015年 8月の茶道講座
【吾心似秋月(わがこころしゅうげつににたり)】
【東籬佳秋色(とうりしゅうしょくかなり)】
【江月照松風吹(こうげつていしょうししょうふく】
【月白風清(つきしろくかぜきよし)】
【日出乾坤輝(ひいでてけんこんかがやく)】
【結果自然成(けっかじねんじょう)】
【大道透長安(だいどうちょうあんにとおる)】
【萬里無片雲(ばんりへんうんなし)】
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2015年 7月の茶道講座
【五代不休斎常叟(1673~1704)】
【六代六閑斎泰叟(1694~1726)】
【七代最々斎竺叟(ちくそう)(1709~1733)】
【八代又玄斎一燈(1719~1771)】
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2015年 6月の茶道講座
【五節句】
【七夕】
【蟹笹】
【相撲の節】
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2015年 5月の茶道講座
【利休百首】
●何にても道具扱ふたびごとに取る手は軽く置く手重かれ
●何にても置き付けかへる手離れは恋しき人にわかるるとしれ
【宗旦の後継者】
【臘月庵仙叟(ろうげつあんせんそう)】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2015年 4月の茶道講座
【利休百首】
●茶入又茶筅のかねを良くも知れあとに残せる道具目当てに
●余所などへ花をおくらば其花は開きすぎしはやらぬものなり
【片桐石州】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2015年 3月の茶道講座
【利休百首】
●はこびだて水指おくは横畳二つ割りにて真ん中に置け
●薄茶入蒔絵彫もの文字あらば順逆覚えあつかふと知れ
【小堀遠州】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2015年 2月の茶道講座
【利休百首】
●大海をあしらふ時は大指を肩にかけるぞ習ひなりける
●墨蹟をかける時にはたくぼくを末座の方へ大方はひけ
【金森宗和】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2015年 1月の茶道講座
【利休百首】
●点前こそ薄茶にあえと聞くものを麁相(そそう)になせし人はあやまり
●点前には強みばかりを思ふなよ強気は弱く軽くは重かれる
【宗旦】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2014年 12月の茶道講座
【建水の引き方】
【千少庵】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2014年 11月の茶道講座
【点前の意義】
●点前には弱みをすててただ強く さえど風俗いやしきを去れ
●上手にはすきと器用と功績(う)むと この三つそろふ人ぞ能(よ)くしる
【千家の復興】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2014年 10月の茶道講座
【利休百首】
●点前には弱みをすててただ強く さえど風俗いやしきを去れ
●上手にはすきと器用と功績(う)むと この三つそろふ人ぞ能(よ)くしる
【有楽の茶風】
【織部の茶風】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2014年 9月の茶道講座
【茶道の心】
四規(和敬清寂)茶道の精神は、利休の唱えた「和敬清寂」に集約される
【利休七哲】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2014年 8月の茶道講座
【利休百首】
●よそにては茶を汲みて後茶杓にて茶碗のふちを心してうて
●棗には蓋半月にてをかけて茶杓を円く置くとこそしれ
【茶道を学ぶことで身につくこと】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2014年 7月の茶道講座
【利休百首】
●こころざし深き人にはいくたびも あはれみ深く奥ぞ教ふる
●はぢをすて人に物とひ習ふべし 是ぞ上手の基なりける
【利休の自刃】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2014年 6月の茶道講座
【利休百首】
●その道に入らんと思ふ心こそ 我が見ながらの師匠なりけれ
●ならひつつ見てこそ習へ習はずに よしあしいふは愚かなりけり
【利休の逸話 武野紹鷗庭掃除】
【利休の逸話 武野紹鷗茶会】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2014年 5月の茶道講座
【利休百首】
●もとよりもなきいにしへの法なれど 今ぞ極る本来の法
●規矩作法守りつくして破るとも 離るるとても本を忘るな
【利休の生い立ち】
【宗易から利休へ】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2014年 3月の茶道講座
【利休百首】
●水と湯と茶巾茶筅に箸楊枝 柄杓と心あたらしきよし
●茶の湯とはただ湯をわかして茶をたてて のむばかりなる事と知るべし
【利休の師匠 逸話】
【利休と北向道陳 逸話】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2014年 2月の茶道講座
【利休百首】
●稽古とは一より習ひ十を知り 十よりかへるもとのその一
●茶の湯をば心に染めて眼にかけず 耳をひそめてきくこともなし
【利休の茶の湯】
【利休の茶】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2014年 1月の茶道講座
【利休百首】
●床の上に籠花入を置く時は 薄板などはしかぬものなり
●掛物や花を拝見する時は 三尺ほどは座をよけてみよ
【肥前名護屋での茶の湯】
【秀吉の茶】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2013年 12月の茶道講座
【利休百首】
●なまるとは手つづき早く又おそく ところどころのそろはぬをいふ
●点前には重きを軽く軽きをば 重く扱ふ味ひをしれ
【禁中献茶】
【北野大茶の湯】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2013年 11月の茶道講座
【利休百首】
●右の手を扱ふ時は我が心左の方にあるとしるべし
●一点前点てるうちには善悪と有無のわかちをも知る
【秀吉と茶道】
【天下統一】
雅庵では、毎月1度茶道講座を行っております。
2013年 10月の茶道講座
【利休百首】
●茶巾をば長み布はば一尺に横は五寸のかね尺としれ
●帛紗をば竪は九寸よこ巾は八寸八分曲(かね)尺にせよ
【名物狩り】
【御茶湯御政道】
2013年 9月の茶道講座
【利休百首】
●柄杓にて白湯と水とを汲むときは汲むと思はじ持つと思はじ
●茶を振るは手先をふると思ふなよ臂よりふれよそれが秘事なり
【堺の発展と茶湯】
2013年 8月の茶道講座
【利休百首】
●柄杓にて湯をくむ時の習いには三つの心得あるものぞかし
●湯を汲みて茶碗に入るる其時の柄杓のねぢは肱よりぞする
【武野紹鴎】
2013年 7月の茶道講座
【利休百首】
●釣瓶こそ手は竪におけ蓋とらば 釜に近づく方と知るべし
●茶入より茶掬ふには心得て 初中後すくへそれが秘事也
【天下一の点前】
2013年 6月の茶道講座
【利休百首】
●はこびだて水指おくは横畳二つ割りにて真ん中に置け
●茶入又茶筅のかねを良くも知れあとに残せる道具目当てに
【侘茶の創始者 珠光】
2013年 5月の茶道講座
【利休百首】
●乾きたる茶巾使いはば湯はすこしこぼし残してあしらふぞよき
●置き合せ心をつけて見るぞかし袋は縫目畳目に置け
【唐物の流入】
【会所・同朋衆(どうぼうしゅう)】
2013年 4月の茶道講座
【利休百首】
●棗には蓋半月にてをかけて茶杓を円く置くとこそしれ
●薄茶入蒔絵彫もの文字あらば順逆覚えあつかふと知れ
【一無位真人(いちむいのしんにん)】
【騎牛帰家(きぎゅうきか)】
2013年 3月の茶道講座
【利休百首】
●濃茶には湯加減あつく服は尚ほ泡なきやうにかたまりもなく
●とにかくに服の加減を覚ゆるは濃茶たびたび点てて能(よ)く知れ
【抹茶と禅】
平安時代、茶は中国文化を想起させる飲料として帰属・僧侶などにもてはやされていました。
平安時代末、1191年栄西は2度の入宗を終えて、臨済禅と新たな点茶法をたずさえて肥前平戸に帰ります。
2013年 2月の茶道講座
【利休百首】
●点前こそ薄茶にあえと聞くものを麁相(そそう)になせし人はあやまり
●濃茶には点前をすてて一筋に服の加減と息を漏らすな
【日本の喫茶】
729年聖武天皇に始まった春秋二季に東大寺・興福寺・比叡山延暦寺などの諸寺から百僧を請い3日から4日間にわたって国家の安穏を祈願させる「季御読経(きのみどきょう)」という儀式があります。
この間に僧侶に茶が供せられたのが「引茶(ひきちゃ)の儀」「行茶の儀」です。
【凌雲集(りょううんしゅう)】
嵯峨天皇が藤原冬嗣邸で作った漢詩「凌雲集」の一節に「詩を吟じ香茗(茶)を搗く(つく)を厭わず、興に乗じて宜しく雅弾を聴くべし」とあります。
【茶園と茶道具】
嵯峨天皇が、茶樹を畿内・近江・丹波・播磨など京都周辺諸国に命じ植えさせ献上させています。大内裏(平安京の宮城)の北東隅にも茶園が営まれていました。
2013年 1月の茶道講座
【利休百首】
●何にても道具扱ふたびごとに取る手は軽く置く手重かれ
●何にても置き付けかへる手離れは恋しき人にわかるるとしれ
【立礼の普及】
明治新政府の欧化思想は、欧米に追いつこうという富国強兵策をとり、日本の文化をすべて捨て去って、茶の湯を始めとする伝統文化にとって、厳しい時代でした。
裏千家11代玄々斎精中は、明治5年春に京都博覧会が開催されるに際して、いずれ国際交流が盛んになり、外国の方がたくさん来られたときに、椅子テーブルで創意工夫したお茶を差し上げたらどうだろうということで、先見の明を考案中であった立礼式を明治4年5月に発表されました。
2012年 茶道講座 利休七則
弟子の一人から次の質問を受けました
「いったい、茶の湯の上で心得ておくべき最も大切なことはなんでしょう」
この質問に対しての答えがこの七則です。
しかし、弟子は「それくらいのことなら、私でもよく存じております」といいました。
利休は
「それだけ自信があるなら、今渡しが言った通り、ひとつの間違えもなくお茶事をやってご覧なさい。もしそれができたら、私はあなたの弟子になりますよ」と答えました。
この話を聞いた笑嶺和尚(しょうれいおしょう)は、「利休さんの答えはごもっとも、すべての悪は行わず、すべての善を行うべしということは、幼い子供でも知っているが、いざ実行するとなると、80歳の老人でもなかなか難しい」と答えています。
2012年 茶道講座 茶道のこころ
1.和
2.敬
3.清
4.寂
2012年 茶道講座 茶道の意義
1.客のもてなし方が身につくことです
2.立ち居振る舞いがよりきれいになります
3.日本の昔からの礼儀や習慣を知ることができます
4.美に対する感性が磨かれます
5.心身を含めた健康との関わりが注目されています
6.日本文化を学ぶことは国際化社会への対応能力を高めてくれます
7.茶道の根本には相手を敬い、相手とともに一座を建立するという精神があります
● 参考文献
裏千家茶道 財団法人今日庵
2012年 茶道講座
【利休百首】
●その道に入らんと思ふ心こそ 我が見ながらの師匠なりけれ
●ならひつつ見てこそ習へ習はずに よしあしいふは愚かなりけり
●はぢをすて人に物とひ習ふべし 是ぞ上手の基なりける
●上手にはすきと器用と功績(う)むと この三つそろふ人ぞ能(よ)くしる
●点前には弱みをすててただ強く さえど風俗いやしきを去れ
●点前には強みばかりを思ふなよ 強気は弱く軽くは重かれ
●よそにては茶を汲みて後茶杓にて茶碗のふちを心してうて
●筒茶碗深き底よりふき上がり重ねて内へ手をやらぬもの